オンライン資格確認等に対応する医療機関・調剤薬局向け「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」を2021年3月より提供開始

背景

これまで医療機関の受付では患者から健康保険証を受け取った際、保険証記号番号、氏名、生年月日、住所等を医療機関システムに入力する必要がありました。また、患者の保険資格がその場で確認できないため資格過誤請求が発生するなどの可能性もありました。

国・厚労省は、デジタル社会の早期実現のために、2021年3月から、マイナンバーカードの保険証利用の仕組みを本格運用する計画で、マイナンバーカードや健康保険証の記号番号を使って、医療機関の窓口で保険資格の確認をオンラインで行うことが可能となります。レセプト請求のオンライン化は全国の6割の医療機関が導入済みですが、オンライン資格確認の普及により、医療機関におけるオンライン化がさらに進んでいくことが期待されています。

「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」の特長

インターネット回線に、NTTデータ中国のオンデマンドアダプタ（VPN装置）を設置するだけで、施設内の端末からVPN（仮想専用線）により「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」をご利用いただけます。「オンライン資格確認」と「レセプトオンライン請求」を合わせてご利用いただける大変お得なサービスです。

1.インターネット接続回線を選ばないサービス

NTT東西が提供するフレッツ光はもちろん、その他の光回線（auひかり、NURO光、電力系光回線　等）やCATV、ADSLでも「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」をご利用いただけます。
また、IPv4、IPv6のいずれの通信規格にも対応しております。
オンライン資格確認の導入のために新たに回線を敷設する必要はなく、回線種別を変更する必要もありません。

2.「安全性」が認められたサービス

厚生労働省が定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」は病院、一般診療所、薬局など医療機関向けのガイドラインです。
「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」は厚生労働省が定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠しています。

3.「簡単」に利用できるサービス

NTTデータ中国のオンデマンドアダプタ（VPN装置）の設定情報は、データセンタ内で管理されています。
利用者は、申込時に情報の登録を行うことで、暗号化のための電子証明書と一緒にVPNの設定情報が生成されているため、医療機関の現場では、オンデマンドアダプタを接続し、簡単な操作で、「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」を利用することができます。
もちろん、お困りのときは、ヘルプデスクのサポートもございますので、安心してご利用いただけます。

4.「お得」なサービス

「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」にお申込みいただくと、「オンライン資格確認」と「レセプトオンライン請求」を合わせてご利用いただけます。
２つのサービスを利用しても利用料は変わらない大変お得なサービスです。

接続イメージ

サービス拡張

NTTデータ中国は医療分野におけるネットワーク基盤構築の実績と専門技術を活かし、地域医療連携向けやシステムベンダ様向けのVPN接続サービス、他社ASPサービスとの連携等、さまざまな接続サービスを提供しています。
「@OnDemand接続サービス」にお申込みいただくと、これらのサービスもオプションとしてご利用いただけます。

サービス仕様

関連リンク

「@OnDemand接続サービス（支払基金接続）」お申込みサイト

「レセプトオンライン接続サービス」お申込みサイト

厚生労働省　医療機関等向けポータルサイト（外部サイトへ移動します）