開発事例(公共分野)

地域住民・自治体・消防署・医療機関
全てに分かつ、迅速で安心なNTTデータ中国の救急医療情報システム

NTTデータ中国は、NTTデータ東京本社の全国開発拠点として、全国の「救急医療情報システム」の提案・設計・開発・運用保守をおこなっています。
この救急医療システムは、事故・災害などで発生した救急患者を適切な医療機関に迅速に搬送し、生命を守るためにつくられたシステムであり、搬送機関(消防署)、医療機関(病院)の連携を支援するものです。
地域住民の方々に対して、インターネット、テレフォンサービス、携帯電話による救急医療機関情報の提供、子供に関する救急・予防接種などの情報提供、障害者のための車椅子での受診、障害者用トイレの有無などの病院設備の情報提供、そして外国人に対しては英語での情報提供をおこなっています。

また、医療関係者の方々に対しては、医療関係者が救急医療、回復期医療、在宅医療など、患者の病態に合った適切な医療の提供のため、病院・診療所の情報を展開しています。
さらに搬送機関(消防署)に対しては、救急患者の搬送に活用する救急医療機能情報の提供、ハイリスクの妊婦、赤ちゃんに必要な高度な医療を迅速に提供するため、NICU病院、産科・小児医療機関情報の提供をおこなっています。災害時には県内の病院・診療所の被害情報を収集し、相互支援に活用するとともに、救急医療機関を結ぶネットワークにより、救急医療情報の発信や情報交換をおこなうなど、幅広いサービスを医療機関・消防機関・自治体・地域住民の方々に提供しています。

高度化・専門化する医療現場のニーズに応えることはもとより、医療情報の公開を求める地域住民のニーズに応えるシステムへと、今後も変革を遂げてまいります。

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